マメシジミとドブシジミの違いと同定方法(見分け方)を写真付きで解説

田んぼの宝石 マメシジミとドブシジミ

こんにちは、こんです。

宮城県で淡水の貝を見ています。

淡水の貝に興味あって、マメシジミとドブシジミを見てみたい!
と思っている人、案外多いはず。

ドブシジミは、僕が一番かわいいと思っている淡水貝です。

図鑑をみると、「マメシジミは分類が混迷している」「ドブシジミは2つの型」とは書いていても、マメシジミとドブシジミの違いについて書いているものはひとつもありません。
ホントひとつもありません。
マメシジミとドブシジミは見ればわかる!というのが前提に書かれています。

しかし実際とってみると小さくて「何コレ?」みたいな状態。

図鑑にちゃんとした説明がないし、理解するまで時間がかかったよ!

マメシジミ

マメシジミとは

マメシジミ
スケールは1mm

殻長1~5mm程度の白色半透明から灰褐色の貝。
貝の形は左右非対称で、殻頂が後方に位置する。
湧き水のある湖沼や湿地、山手の水路に生息する。

と図鑑に書いてあります。
山にある水たまりや、小さい川でも見たことがあるので、生息地はきれいな場所とあまり決めつけずに、いろんなところで探してみるといいです。

マメシジミは20ほどの種や亜種名がありますが、まだ分類は混迷しているそうです。

マメシジミの捕りかた

マメシジミはいつも偶然捕れます!
山あいの水路や川の泥が溜まっているところとか、ちょっとした水溜りとか。
泥の粒径の小さいところの方が見つかる気がしますが、正直なんともいえないです。
ごめんなさい。

ドブシジミ

ドブシジミとは

ドブシジミの毛
なぜか毛が生えてます。なぜ?

殻長7~10mm程度で、殻質がうすくて丸っこい貝。
貝の形は左右対称で、殻頂部は貝の中央に位置する。
少し自然度の高い所で、流れが緩やかな山沿いの田んぼや水路など、泥底に生息する。

捕って観察すると、活発に動きます。
卵胎生。
夏はよく稚貝を産むので、ジップロックに入れて観察していると、ちっちゃい俵型の稚貝を見ることができます。

ドブシジミの捕りかた

僕のドブシジミのイメージは、ちょい山側にある田んぼ!
タニシや魚など、他の生き物が生息する、少し自然度の高い田んぼです。
平地から海側の一律な田んぼでは、あまり見かけないです。

マメシジミとドブシジミの見分けかた

マメシジミとドブシジミの見分け方

マメシジミは殻頂が中央でなく、形は非対称(ときにやや俵型)。
ドブシジミは殻頂が中央で形は対称で、丸い印象がある。
ドブシジミの殻胎(殻頂部のイボみたいなところ)が明瞭。
ドブシジミを顕微鏡で見ると細かい毛が生えている。

マメシジミとドブシジミのいる場所

貝類は田んぼ周辺から見てみるのが一番。
うまく説明ができないですが、地図から雰囲気を伝えられればと思います。
田植えが終わり水温が上がってくると、貝類がいっぱい見れるよ。

貝類の多い良い田んぼの一番簡単な見つけかた、ズバリこれ!

大きくないこと
一律に長方形でないこと
森が近いこと
農家が優しいこと

これに当てはまる田んぼを見つけたら、網を入れてみましょう。

ドブシジミを捕る場所
ドブシジミの捕る場所

自然度はほどほどがよく、あまり自然度が高い山なんかに行くと、水がきれいすぎるのか全く貝類がいなかったりします。
地図のあたりはすごく小型の淡水貝が多いですが、ほんの少し上流(山奥)にいくと何もまったく貝類の生息しないエリアになります。

まとめ

まずはマメシジミとドブシジミを見つけよう。
少し山側の、森が近い田んぼや水路がねらい目だよ。
捕れたらじっくり観察、殻頂部の位置がポイント。
ドブシジミはいつも元気いっぱい活発で、最高かわいいです!

参考文献

今回参考にした図鑑は、
増田修・内山りゅう著
『日本産淡水貝類図鑑②汽水域を含む全国の淡水貝類』(ピーシーズ)

もう市販はされていないですが、図書館にあると思います。
いい図鑑ですよ。

日本淡水貝類図鑑〈2〉

おまけ

長ぐつと網さえあればいつでも楽しめるので、近所の田んぼと水路を見てみてね!

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